こんにちは、アサヒナです。
先日、クライアントさんにAIの使い方を教えていました。
彼女は少し申し訳なさそうに、こう言いました。
「私、パソコンとかITとか苦手で。AIなんて、私にできるのかな」
その言葉を聞いて、僕は思わず笑ってしまいました。
昔の自分と、まったく同じことを言っていたからです。
この話を聞いて、僕は改めてあることを確信しました。
多くの人は、能力ではなく「思い込み」で立ち止まっている。
今日は、その思い込みの外し方の話です。
人にできることは、あなたにもできる
結論から言います。
人にできることは、あなたにもできる。
これが今日、一番伝えたいことです。
AIを使いこなしている人。
ITに詳しい人。
パソコン1台で仕事をしている人。
彼らを見て「自分には無理」と思っていませんか。
「才能が違う」と思っていませんか。
はっきり言います。
それは、言い訳です。
同じ人間ができているなら、あなたにもできる可能性がある。
これが、シンプルな事実です。
なぜそう言い切れるのか
理由は、単純です。
同じ人間だからです。
AIが使える人に、特別な器官があるわけじゃない。
脳の構造が違うわけでもない。
もちろん、得意不得意はあります。
今からオリンピック選手になれるかと言われたら、それは難しい。
生まれ持った身体能力の世界には、たしかに壁があります。
でも、僕たちが向き合っているのは、そういう世界じゃありません。
日常やビジネスで、他の人がやっていること。
パソコンを使う。
AIに指示を出す。
新しいツールを覚える。
この領域に、才能の壁はほとんどありません。
あるのは「やったか、やっていないか」の差だけ。
AIを使いこなしている人も、全員ゼロからスタートしています。
最初は何もわからなかった。
失敗もたくさんした。
でも、続けたから使えるようになった。
それだけの話なんです。
見えているのは、他人の「完成形」だけ
では、なぜ僕たちは「才能が違う」と思ってしまうのか。
理由は、これもシンプルです。
他人の「完成形」しか見ていないからです。
AIをスラスラ使いこなす姿。
パソコンで軽やかに仕事を片付ける姿。
目に入るのは、いつだって出来上がった後の姿だけ。
その裏にあった時間は、見えません。
何もわからず、検索ばかりしていた時期。
失敗して、調べて、また失敗した時期。
誰にでも、必ずその時期があります。
でも、それは表に出てこない。
SNSにも、セミナーにも、出てくるのは「できるようになった後」の姿だけです。
だから僕たちは、相手の完成形と、今の自分の未完成な姿を比べてしまう。
そして「才能が違う」という便利な結論に飛びついてしまうんです。
比べる相手を、間違えているだけ。
比べるべきは、できる人の「今」ではなく、できる人の「始めた日」です。
その日の姿は、今のあなたと大差ありません。
「パソコン作業は大丈夫です」と言った新人
ここで、僕の話をさせてください。
僕は社会人になる前まで、パソコンが一切触れませんでした。
キーボードを見ながらでないと、文字すら打てない状態。
新卒で入社したとき、上司にパソコン作業を振られました。
そのとき僕は、こう答えたんです。
「パソコン作業は大丈夫です」
もちろん「できます」の意味じゃありません。
「やらなくて大丈夫です」の意味です。
当然、めちゃくちゃ怒られました。
今思えば、とんでもない新人です。
でも、それくらいパソコンが苦手だった。
「パソコンを使える人はすごいな」
本気で、そう思っていました。
画面の向こうの「できる人たち」は、自分とは別の生き物に見えていたんです。
そんな僕が、今やっていること
では、今の僕はどうか。
パソコン1台で仕事をしています。
マーケティングの仕事をオンラインで完結させています。
AIも、毎日使っています。
あの頃の僕が見たら、腰を抜かすはずです。
何が変わったのか。
才能が突然生えてきたわけじゃありません。
「あの人ができるなら、自分にもできるはずだ」
このマインドに切り替えて、触り続けただけです。
他人ができたことへの反応は、2つに分かれます。
「あの人はすごい。でも自分には難しいだろうな」
「あの人ができたなら、自分にもできるはずだ」
多くの人は、前者の反応をします。
でも、それでは一生できるようになりません。
僕は後者を選びました。
それだけの違いで、働き方が根本から変わったんです。
「苦手」と「できない」を混ぜない
僕のクライアントさんは女性の方が多いのですが、ITに苦手意識を持つ方が本当に多いんです。
でも、冷静に考えてみてください。
「苦手」と「できない」は、まったく別の話です。
苦手なのは、まだ慣れていないだけ。
経験が少ないだけ。
それを「できない」と決めつけてしまうのは、早すぎます。
「できない」と決めた瞬間、人は触らなくなります。
触らないから、慣れない。
慣れないから、ますます「できない」気がしてくる。
この悪循環の入り口は、能力じゃありません。
言葉です。
自分にどんな言葉を貼るかで、その後の行動が全部決まってしまうんです。
誤解しないでください。
苦手意識を持つこと自体を、責めたいわけじゃありません。
僕自身が、誰よりも強い苦手意識を持っていた側の人間です。
だからこそ、「苦手」で止まっている人の背中を押したいんです。
「別に困っていない」が通用しなくなる日
ここで、よくある言い訳を先に潰しておきます。
「もう歳だから」
「今さら始めても遅い」
「別に、AIが使えなくても困っていないし」
そんな言い訳は、いくらでも作れます。
たしかに、今日明日で困ることはないかもしれません。
でも、少しだけ先の話をさせてください。
これからのビジネスの世界では、AIを使えることが会話の前提になっていきます。
すでにトップ層ほど、その前提で動き始めています。
AIが使える人同士は、AIが使える前提で話を進める。
そこについていけない人に、わざわざ足並みを合わせてはくれません。
意地悪だからじゃない。
単純に、面倒だからです。
「AIの話が通じない人とは、仕事がしにくい」
口には出さなくても、そう判断される時代がすぐそこまで来ています。
ひとり社長やフリーランスにとって、これは死活問題です。
会社員なら、会社が守ってくれるかもしれない。
でも、僕たちを守ってくれる組織はありません。
「苦手だから」で済ませた代償は、全部自分に返ってくるんです。
まずは触ってみること
冒頭のクライアントさんに、僕はこう伝えました。
「僕も昔はパソコンが触れなかったんですよ。だから大丈夫です。一緒にやりましょう」
彼女は少しホッとした表情になりました。
そして実際にAIを触ってみたら、一言。
「思ったより難しくないですね」
そうなんです。
やってみれば、大したことない。
やる前の想像の中でだけ、壁はどんどん大きくなっていく。
でも、やる前に「自分には無理」と決めてしまうと、その可能性すら閉ざしてしまいます。
改めて、今日の結論です。
人にできることは、あなたにもできる。
才能という言葉で逃げない。
センスという言葉で諦めない。
「あの人ができるなら、自分にもできるはずだ」
今日から、このマインドを持ってください。
そして、無理だと思っていたことに、ひとつだけ触れてみてください。
AIに一言、話しかけてみるだけでもいい。
その小さな一歩が、「できない自分」というラベルを剥がす最初の一枚になります。
あなたにできないことなんて、そんなにないんですから。
では、今日はこの辺で。
ありがとうございました。
