こんにちは、アサヒナです。
最近、よく聞かれることがあります。
「集客するなら、SNSと広告、どっちがいいんですか」
この質問、本当に多い。
特にひとり社長やフリーランスの方から、頻繁にいただきます。
SNSは無料で始められる。
広告はお金がかかる。
だったらSNSが正解でしょ、と。
僕も昔はそう思っていました。
でも、今は違います。
今日は、その答えを正直にお話しします。
僕の結論は「広告が先」
先に結論を言います。
ひとり社長やフリーランスが集客するなら、まずは広告です。
SNSは、広告で成果を出した後にやる。
この順番を守るだけで、ビジネスの立ち上がり方がまるで変わります。
「え、でもSNSは無料でしょ」
はい、たしかに無料で始められます。
でも、無料には無料の代償がある。
その代償を、今日は具体的な数字でお見せします。
SNS運用に月20万円。成果は月1件
今、僕はあるクライアントのMeta広告の運用をお手伝いしています。
地方にある、社員10名以下の中小メーカーです。
このクライアントには、以前からある課題がありました。
SNSで集客をしたいが、運用する人がいない。
正確に言えば、いないわけではない。
でも、他の業務もあり、なかなか時間が取れない。
そこで外部の業者にSNS運用代行を依頼したそうです。
月額20万円。
プロに任せるんだから、成果は出るだろう。
そう期待していたはずです。
結果はどうだったか。
1年やって、資料請求は月1件あるかないか。
月20万円を払って、です。
年間にして240万円。
1件の資料請求を獲得するのに、20万円以上かかっている計算です。
ここで考えてほしいのは、このクライアントは社員が10名近くいるメーカーだということです。
人手がある会社でも、SNSをまともに成果に結びつけられなかった。
僕たちひとり社長やフリーランスが、これ以上の成果を出せるか。
冷静に考えれば、かなり厳しいはずです。
毎日の投稿、ネタ出し、画像作成、コメント対応。
これをひとりで回しながら、本業もこなす。
物理的に、無理がある。
獲得単価99円という異常値
そのクライアントから僕に相談がありました。
僕の提案はシンプルでした。
「SNSは一旦やめましょう。広告をやりましょう」
コンセプトの設計。
LPの構成。
導線の設計。
すべて一から作り直しました。
そしてMeta広告を開始。
成果がどうなったか。
通常、BtoB領域では資料請求の獲得単価は1万円から1万5,000円が目安です。
このクライアントの獲得単価。
99円です。
広告をやっている人なら、この数字の異常さがわかるはずです。
SNSをやっている人にもわかるかもしれません。
1件の登録を取るために、どれだけの時間と労力をかけているか。
それが100円で取れる。
しかも、自動的に。
寝ている間も、本業をしている間も、広告が勝手に集客してくれる。
さらに言えば、このクライアントは資料請求からの購入率が20〜30%あります。
そこから継続契約にもつながっていく。
広告を回せば回すほど、成果が積み上がっていく状況です。
3年前の設計が、今も月200万円を生んでいる
もうひとつ、広告の強みを示す事例があります。
先日、3年ほど前にお付き合いのあった別のクライアントと連絡を取る機会がありました。
驚いたことがあります。
当時、僕が設計したコンセプトとLP、そして導線。
一切変えることなく、今も成果を出し続けていた。
唯一、クリエイティブ(広告の画像やテキスト)だけは反応が落ちるので、定期的に変えているとのこと。
ですが、流れ自体はそのまま。
それで今も、月100万円から200万円を稼いでいるそうです。
冷静に考えてみてください。
3年前に作ったものが、今も成果を出し続ける。
SNSの投稿で、3年間成果を出し続けるものがあるか。
ブログ記事で、3年間安定してリードを獲得し続けるものがあるか。
ほぼありえない。
SNSの投稿は、流れていくものです。
昨日の投稿は、今日にはもうタイムラインの底に沈んでいる。
毎日、新しいコンテンツを作り続けないと成り立たない。
これは終わりのない自転車操業です。
でも、広告は違う。
一度うまくいく型を作れば、長期間、成果を生み続ける。
コンセプトと導線という「設計」が資産になる。
これが広告の本質的な強みです。
SNSが悪いわけではない
誤解しないでほしいのですが、僕はSNSをやるなと言っているわけではありません。
SNSには、ブランディングや信頼構築の力があります。
認知を広げたり、自分の考えを発信して共感を集めるには、SNSは強い。
ファンとの距離を縮める効果もある。
長期的に見れば、やったほうがいい。
でも、問題は順番です。
多くの人は、まずSNSで成果を出して、お金ができたら広告をやろうと考えている。
これが逆なんです。
SNSで成果を出すには、膨大な時間と労力が必要です。
毎日の投稿。フォロワーの獲得。エンゲージメントの維持。
その間、売上は立たない。
そして、99%の人がそこで力尽きて辞めていく。
稼げずに終わる。
「でも、広告は怖い」という気持ちはわかる
「広告はお金がかかるから怖い」
その気持ちは、わかります。
僕自身もそうでした。
広告費を使って、もし成果が出なかったらどうしよう。
その恐怖は、誰にでもある。
でも、考えてみてください。
SNSに毎日3時間かけているとしたら、それは年間1,000時間以上です。
その時間で本業をやっていたら、いくらの売上になっていたか。
時間はタダじゃない。
むしろ、ひとり社長やフリーランスにとって、時間は最も高価な資源です。
SNSに費やす時間は、見えない広告費を払い続けているのと同じなんです。
それなら、月に数万円の広告費をかけて、成果をテストしたほうがよほど合理的です。
少額から始めればいい。
反応が悪ければ止めればいい。
広告は、コントロールできるリスクです。
一方、SNSに費やした時間は戻ってきません。
取り返しのつかないコストです。
どちらのリスクが大きいか。
答えは明らかです。
順番を変えるだけで、景色が変わる
まとめます。
まず広告で売上を立てる。
時間的にも経済的にも余裕ができてから、じっくりSNSに取り組む。
この順番が、ひとり社長やフリーランスにとっての正解です。
実際、僕のクライアントの多くがこの順番で成果を出しています。
先ほどの中小メーカーもそうです。
SNSに年間240万円かけても月1件だったのが、広告に切り替えたら獲得単価99円になった。
順番を変えただけです。
さらに言えば、広告で売上が安定した状態でSNSに取り組むと、コンテンツの質が変わります。
売上が立っているから、焦らなくていい。
焦らないから、読者にとって本当に価値のあるコンテンツが作れる。
売りたい気持ちが先に出た投稿は、誰にも響きません。
でも、余裕がある人の発信には、自然と人が集まる。
結果的に、SNSの効果も上がる。
すべては、順番の問題です。
もし今、SNSの更新に追われて疲弊しているなら。
もし、毎日投稿しているのに成果が見えないなら。
立ち止まって、順番を見直してみてください。
まずは広告で、売れる型を作る。
少額でいい。小さくテストする。
そこで成果が出たら、広告費を少しずつ増やしていく。
SNSはその後でも遅くありません。
広告が先。SNSが後。
たったこれだけのことで、ビジネスの景色は一変します。
この順番を、覚えておいてください。
では、今日はこの辺で。
ありがとうございました。
