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Claude Fable 5は全部に使わない。Opus 5との役割分担

こんにちは、アサヒナです。

先日、ClaudeにOpus 5が出ました。

正直に言います。

僕は、まったく期待していませんでした。

新しいのが出たらしい。

その程度の受け止め方でした。

どうせ、大きくは変わらないだろう。

そう思いながら、いつもの仕事で試してみたんです。

そうしたら、考えが変わりました。

同時に、ひやりとしたんです。

今日は、そんな話をしたいと思います。

目次

「Opusはダメだよね」と、僕も言っていた

まず、背景を話します。

Claudeには、いくつかの系統があります。

その中で、評価がはっきり割れていました。

Fable 5はすごい。

でも、Opusはダメだ。

そういう声が、かなり多かったんです。

そして僕自身も、同じことを言っていました。

原因は分かっています。

ひとつ前の4.8です。

今までになかったことが、普通に起きていた

僕の環境での話です。

4.8は、正直しんどかった。

まず、誤字脱字が出る。

これだけでも、なかなかの話です。

頼んでもいない変なコードが紛れ込む。

お願いしたタスクをやらずに、まったく違うことをやろうとする。

今までになかったことが、普通に起きていました。

実例をひとつ書きます。

メールの本文を直してほしい、と頼んだときのことです。

指定したのは、3行目の言い回しだけ。

戻ってきたのは、全体を作り替えた別の原稿でした。

出来が悪いわけじゃないんです。

でも、頼んだものではない。

結局、自分で直したほうが早い。

そんな場面が、何度も続きました。

こうなると、仕事では使えません。

毎回、全部を見直す羽目になる。

そこで僕は、判断を下しました。

Opus系は、当面は使わない。

自分の中では、ちゃんと検証したつもりでした。

賢い相棒に、全部は頼めなかった

じゃあ、評価の高いFable 5を使えばいい。

そう思いますよね。

実際、賢い。

前提から掘って、筋を通してくれます。

ただ、問題がありました。

トークンの消費が、ものすごく激しいんです。

Fable 5は考える工程を止められない仕様です。

重いタスクだと、1回の応答に何分もかかる。

しかも単価は、Opusのちょうど倍です。

数字で書きます。

Opus 5は、100万トークンあたり入力が5ドル、出力が25ドル。

Fable 5は、入力が10ドル、出力が50ドル。

1回の応答で見れば、大した差に見えないかもしれません。

でも、毎日使うものです。

月単位で見れば、はっきり効いてきます。

原稿を10本書く。

修正を何十回も反映する。

こういう作業まで全部Fableで回すのは、現実的じゃないんです。

賢い相棒はいる。

でも、その相棒に全部は頼めない。

ここが、ずっと詰まっていました。

そして僕は、その詰まりを当たり前だと思い込んでいた。

触ってみたら、4.8とは比較にならなかった

冒頭の話に戻ります。

期待せずに流してみた、いつもの仕事。

結論から言います。

実行の精度が、4.8とは比較になりません。

言ったことを、言った通りにやる。

勝手に別のことをやり始めない。

当たり前に聞こえます。

でも、その当たり前が崩れていたんです。

しかも単価は、Fableの半分。

誤解しないでください。

いちばん賢いのは、今もFable 5です。

そこは変わりません。

ただ、僕の仕事で必要な精度は、Opus 5で足りていた。

そのことに、自分で触ってみて初めて気づいたわけです。

詰まりが解けて、役割分担ができた

これで、分け方が決まりました。

全体の設計と、考える工程はFable 5。

その先の実行は、Opus 5。

誰に売るのか。

何を先に出すのか。

どの順番で信頼を積んでいくか。

ここはFableと、時間をかけて詰めます。

方向が決まったら、Opusに渡す。

LPの原稿を書く。

メールの本文を作る。

修正を反映する。

この形なら、コストも持ちます。

この分け方には、理由があります。

考える工程は、回数が少ないんです。

誰に売るかを決めるのは、案件ごとに1回か2回。

ここで浅い答えが出ると、あとの全部がずれます。

だから、高くても賢いほうを使う。

一方で、実行の工程は回数が多い。

書く。

直す。

また直す。

1つの案件で、何十回と発生します。

ここに求めるのは、賢さより正確さです。

指示通りにやってくれるかどうか。

同じAIでも、工程によって欲しいものが違う。

そこに気づいてから、迷わなくなりました。

ずっと詰まっていたものが、あっさり解けました。

ひやりとしたのは、ここからです

ここからが、本題です。

もし僕が触らなかったら、どうなっていたか。

「Opusはダメだよね」

この評価を、そのまま持ち続けていたはずです。

しかも、自分では気づけない。

一度ちゃんと検証しているから、なおさらです。

自分の中では、根拠のある判断なんです。

だから、疑おうともしない。

この世界は、評判の賞味期限がとにかく短い。

人から聞いた話はもちろん、自分で下した評価さえ、1ヶ月で古くなる。

怖いのは、間違えることじゃありません。

間違えたまま、正しいつもりでいることです。

道具の性能の話をしているのではありません。

古い地図を持ったまま、歩き続けているようなものです。

その言い訳、僕も全部言いました

ここで、こう思った人もいるかもしれません。

「詳しい人が言っていたから、間違いないはずだ」

「落ち着いてから、まとめて調べればいい」

「うちの仕事には、そこまで関係ない」

気持ちは、よく分かります。

僕も、全部言ったことがあります。

でも、この3つには共通点があります。

どれも、自分で確かめないための理由なんです。

そして、判断を人に預けているうちは、その判断が古くなったことにも気づけません。

この差は、これから効いてくる

正直に言います。

この差は、これからどんどん広がります。

理由は、性能の差じゃありません。

会話が成り立たなくなるからです。

これからは、AIを使っている前提で話が進みます。

どれを、どこに使っているか。

何を任せて、何を自分の手でやっているか。

その前提が噛み合わないと、仕事の話にすら入れなくなる。

「AI、便利ですよね」

この段階で止まっている人と、実務の話はできません。

今なら、まだ間に合います。

でも、半年後は分かりません。

肌感覚は、触った分しか育たない

だから、自分で触るしかありません。

記事を読んでも、まとめを読んでも、肌感覚は身につきません。

どこで詰まるのか。

どこが雑になるのか。

頼み方を変えたときの、手ごたえの違い。

これは、自分の仕事で使って初めて分かります。

そして、そこが分かる人だけが、新しいものが出たときに、変わった瞬間に気づけます。

触っていない人には、どれも同じに見える。

新しいのが出たらしい。

その情報だけで、終わってしまいます。

触る前の僕が、まさにそれでした。

自分の評価に、賞味期限をつける

ここまで書いてきて、思ったことがあります。

僕に足りなかったのは、情報でも行動力でもありません。

自分の評価に、期限を設けていなかったことです。

一度「これはダメだ」と判断すると、その判断はずっと生き続けます。

誰も、期限切れを教えてくれません。

だから、自分で決めるしかない。

僕は、こう決めました。

仕事の中心で使っているものについては、1ヶ月に一度だけ、自分の評価を疑ってみる。

やることは、実際に自分の仕事で使ってみるだけです。

特別な検証はしません。

変わっていなければ、それでいい。

自分の判断が、まだ生きていると確認できます。

変わっていたら、儲けものです。

どちらに転んでも、損はしません。

全部を追いかける必要はないんです。

出るもの全部を試すのは、そもそも無理です。

ひとりで事業を回しているなら、なおさらです。

ただ、自分の中にある評価を、腐ったまま持ち歩かない。

それだけで、立っている位置が変わります。

僕も、危うく取り残されるところでした。

一緒に、こまめに更新しながら進んでいきましょう。

では、今日はこの辺で。

ありがとうございました。

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