こんにちは、アサヒナです。
先日、新しく入った有料コミュニティの参加者一覧を眺めていて、手が止まりました。
見覚えのある名前が、そこにあったんです。
別のコミュニティでも、何度も見かけていた人。
広告の切り口が毎回うまいな、と前から気になっていた人でした。
「またこの人、ここにもいるのか」
感心より先に、背中がヒヤッとしました。
今日は、そんな話をしたいと思います。
差がつくのは、情報を取りに行ったかどうかだけでした
15年、会社を経営してきて、ひとつだけ確信していることがあります。
稼ぐ人と稼げない人の差は、情報を取りに行っているかどうか。
本当に、これだけなんです。
シンプルすぎると思われるかもしれません。
でも、何度検証しても、ここに戻ってきます。
ビジネスは、知識のゲームです。
知っている人が勝ち、知らない人が負ける。
厳しいようですが、それが現実だと思っています。
だから僕は、有料のコミュニティやサービスにいくつも登録しています。
「いくつか」という控えめな数ではありません。
良さそうだと思ったら、とりあえず入る。
気になったものは、基本的に全部登録する。
それくらいの感覚でやっています。
情報は、待っていても向こうから歩いてきません。
だから、自分の足で取りに行く。
稼いでいる人とは、なぜか何度も鉢合わせする
そうやって複数の場所に顔を出していると、必ず起きることがあります。
広告やSNSを見ていて、「この発信、うまいな」と思う人がいる。
「この切り口、コンセプトの立て方が絶妙だな」と唸らされる人がいる。
そういう人は、だいたいコミュニティの中にいるんです。
しかも、ひとつの場所だけではない。
まったく別のコミュニティでも、また同じ顔に出くわす。
最初は、偶然だと思っていました。
でも、何年も繰り返されれば、それはもう法則です。
うまくいっている人ほど、複数の場所で学んでいる。
成果を出している人ほど、学びの入り口を増やしている。
この目で、何度も確かめてきました。
ちなみに、冒頭で名前を見つけたあの人。
同じ人を見かけたのは、これで3つ目のコミュニティでした。
さすがに、少し笑ってしまいました。
そして、笑ったあとに背筋が伸びたんです。
「自分は、この人と同じ量の情報に触れているだろうか」
そう自問して、すぐに「はい」とは言えませんでした。
もしその人が、自分のライバルだったら
ここで、想像してみてください。
あなたが今、少し気になっている同業者がいるとします。
その人が、あなたの知らない有料コミュニティに3つ入っている。
毎日、最新の事例と生の数字に触れている。
つまずいたら、その日のうちに聞ける相手がいる。
一方のあなたは、無料の情報だけで戦っている。
同じ市場で、同じお客さんを取り合う。
正直、キツいと思います。
僕なら、嫌だなと思う。
理由はシンプルで、相手のほうが貪欲だからです。
貪欲な人は、手強い。
しかも、その手強さは毎日更新されていきます。
稼いでいる人は、ビジネスが知識のゲームだとよく分かっています。
だから、投資を惜しまない。
結果として、また稼ぐ。
逆に、そこが分かっていない人は、なんとか無料で済ませようとする。
そもそも、情報を取りに行くという発想がない。
稼ぐ人はどんどん稼ぎ、稼げない人は静かに撤退していく。
残酷ですが、これが僕の見てきた構図です。
誤解しないでください。散財しろという話ではありません
ここで、ひとつ確認させてください。
僕は、お金をどんどん使えと言いたいわけではありません。
むしろ、逆です。
プライベートは、ケチでいい。
高い時計も、派手な会食も、なくて困ったことは一度もありません。
稼いだお金をそのまま使い切る人は、見てきた限り、長くは残っていません。
だから、家計の財布の紐は締めておいていい。
ひとり社長なら、なおさらです。
問題は、そのケチをビジネスにまで持ち込んでしまうことです。
ここを間違えると、確実に自分の首を絞めます。
事業を畳んでいった人に、共通していたこと
僕がこれまで見送ってきた人たちには、はっきりした共通点がありました。
2つの選択肢が目の前にあった時、とにかく安いほうを選ぶ。
中身ではなく、値札だけを見て決めてしまう。
ツールを、機能ではなく月額の安さで選ぶ。
外注先を、実績ではなく見積もりの安さで選ぶ。
学びの支出を、真っ先に削る。
一つひとつは、堅実な判断に見えます。
だからこそ、怖い。
気づいた時には、売上を上げることより、固定費を下げることしか考えられなくなっている。
判断の軸が、いつの間にか「出ていくお金をどう減らすか」一本になっているんです。
もちろん、経費の見直しは大事です。
無駄な支出を放置していいとは、僕も思いません。
でも、縮めることしか頭にない経営は、どこかで必ず止まります。
売上に上限はありませんが、節約には限界があるからです。
削れるものが尽きた時、手元に残るのは、痩せ細った事業だけ。
こういう人は、例外なく売上が右肩下がりになりました。
そして、静かに市場から消えていった。
一人や二人ではありません。
起業して10年後も残っている会社は、1割に満たないと言われます。
僕の周りを見渡しても、その数字は感覚と一致します。
ただ、消えた人が能力の低い人だったかというと、まったく違うんです。
むしろ、真面目で、誠実で、人一倍努力する人ばかりでした。
努力の量ではなく、お金の置き場所で差がついた。
僕には、そう見えています。
「情報はネットに転がっている」は、半分だけ本当
「今の時代、情報なんてネットに転がっている」
よく聞く言葉です。
半分は、その通りだと思います。
入門的な知識なら、検索すれば十分に手に入る。
AIに聞けば、それらしい答えも返ってきます。
でも、本当のコアだけは、無料では出回りません。
うまくいった施策の、細かい数字。
失敗した時に、誰がどう判断してリカバリーしたのか。
表には出せない事情まで含んだ、生々しい話。
こういうものは、必ず有料の場か、オフラインの場にあります。
理由を考えれば、当たり前です。
本当に効いている手を、無料で世界中にばら撒く人はいません。
無料で出回るのは、出しても困らない情報だけ。
僕の場合、オフラインの飲み会は好きではないので、まず行きません。
その代わりに、有料のサービスを片っ端から買っています。
そこが、僕にとっての情報の入り口だからです。
15年なんとか会社を続けてこられた理由も、たぶんそれだけ。
ここだけは、ケチらなかった。
「落ち着いたら」が、一番危ない言葉です
「今月は厳しいから、来月から考えよう」
「売上が安定したら、ちゃんと学ぼう」
「無料でも、今のところ十分やれている」
そんな言い訳は、いくらでも作れます。
言いたくなる気持ちも、よく分かります。
でも、冷静に考えてみてください。
売上が安定する月は、待っていても来ません。
経営の世界に、安定や安泰なんてものは存在しないからです。
良い時があり、悪い時があり、それが延々と続いていく。
それが経営という仕事です。
だとしたら、「落ち着いたら」は「一生やらない」とほぼ同じ意味になります。
しかも、苦しい時期ほど情報が要ります。
売上が落ちている時は、たいていやり方が古くなっている。
時代と噛み合わなくなっているんです。
そこで学びを止めれば、噛み合わないまま走り続けることになる。
一番ケチってはいけない場面で、一番ケチってしまう。
これが、多くの人がはまる落とし穴です。
ケチの置き場所を、今日決めてしまう
偉そうに書いていますが、僕も完成した人間ではありません。
今でも、決済の画面で指が止まることがあります。
「これ、本当に元が取れるのか」
そう思う瞬間は、正直あります。
でも、止まった時に必ず思い出すことがあるんです。
払ったお金は消えますが、そこで得た知識と経験は消えない。
税金で持っていかれることもないし、誰にも奪われない。
一生、自分を助けるために使い続けられます。
だから僕は、迷ったらビジネス側の支払いを選ぶようにしています。
ひとり社長は、その判断を誰にも代わってもらえません。
プライベートは、ケチでいい。
でも、ビジネスにケチを持ち込まない。
情報は、自分から取りに行く。
たったこれだけの差が、5年後の景色を変えます。
まずは、気になったまま保留にしていた有料サービス。
閉じたタブを、もう一度開いてみてください。
僕も、情報を取りに行く手だけは止めません。
一緒に、生き残っていきましょう。
では、今日はこの辺で。
ありがとうございました。
