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独立してもストレスが消えなかった僕が、クライアントとの契約を自分から切って気づいたこと

こんにちは、アサヒナです。

正直に告白します。

僕にも、仕事が全く楽しくなかった時期がありました。

独立して、自分の好きなように働けるはずだったのに。

毎朝、パソコンを開くのが憂鬱だった。

クライアントからの通知を見るたびに、胃が重くなる。

「なんで独立したんだろう」

本気でそう思っていた時期があります。

でも今は、全く違います。

最近、よく聞かれるんです。

「アサヒナさんって、いつも楽しそうに仕事してますよね。秘訣とかあるんですか?」

秘訣は、あります。

でもそれは、スキルでも、戦略でも、才能の話でもありません。

今日は、その答えを正直にお話しします。

目次

ご機嫌で仕事をするために、最も重要なこと

結論から言います。

ご機嫌で仕事をするために必要なのは、取引相手を選べる環境を、自分で作ることです。

「え、そんなこと?」

そう思いましたか。

でも、これがすべてなんです。

いくら好きなことを仕事にしていても。

いくらスキルが高くても。

取引相手との関係で消耗していたら、仕事は楽しくなりません。

ここが本質です。

独立しても消えない、新しいストレス

独立した直後のことを、覚えていますか。

「もう上司の顔色をうかがわなくていい」

「自分の裁量で、好きなように働ける」

解放感に満ちていたはずです。

僕も、そうでした。

でも、その解放感は長くは続かなかった。

新しい悩みが、すぐに現れたんです。

クライアントとの人間関係です。

面倒な上司がいなくなっただけで、面倒なクライアントが代わりに現れる。

しかも、会社員時代と違って、逃げ場がない。

上司なら、異動や転職で離れられる。

でもクライアントは、自分で獲得した相手です。

「せっかく取った契約だから」という気持ちが、余計に縛りつける。

ひとり社長やフリーランスにとって、最も大切なのは「この人と仕事がしたい」と心から思えること。

「この取引先を勝たせたい」

そう思える相手との仕事は、最高にやりがいがある。

逆に、そう思えない相手との仕事は、どんなに報酬が高くても、あなたのご機嫌を確実に奪っていきます。

報酬の大小ではないんです。

「一緒に仕事がしたいかどうか」。

ここが分岐点なんです。

僕が実際にクライアントとの契約を切った話

つい最近、僕はあるクライアントとの契約を、こちらから終了させました。

コンサルタントが自分から契約を切る。

業界の常識から考えたら、ありえない判断です。

でも、僕はそうしました。

理由は明確です。

こちらの提案に対して、非常に感情的になる方でした。

ロジカルに議論できる相手であれば、全く問題ありません。

意見が違うこと自体は、むしろ歓迎です。

でも、感情が先に立って、話がかみ合わない。

そこに僕自身がストレスを感じていたんです。

だから、こちらから終了させました。

なぜその決断ができたのか。

答えはシンプルです。

選択肢がたくさんあったから。

他にもクライアントがいる。

自分の事業もある。

新しい案件も控えている。

一つの契約がなくなっても、生活は何も変わらない。

だからこそ、感情に流されず、正しい判断ができたんです。

契約を終了した翌週、面白いことが起きました。

残ったクライアントへの提案の質が、明らかに上がったんです。

エネルギーを奪われる相手がいなくなった分、本当に力を注ぎたい相手に100%集中できるようになった。

一つを手放したことで、残りのすべてが良くなる。

この感覚は、実際に経験しないとわからないと思います。

依存が生む「我慢」という名の毒

ここで、少し厳しい話をします。

もし、そのクライアントが「唯一の取引先」だったらどうなっていたか。

契約を切るなんて、絶対にできなかったはずです。

最初は、小さな我慢から始まります。

「まあ、これくらいは」と受け流す。

次に、言いたいことを飲み込むようになる。

「今言ったら面倒になるし」と黙る。

そのうち、理不尽を受け入れることが当たり前になる。

「こういうものだ」と自分に言い聞かせる。

最後には、怒りすら感じなくなる。

感情を殺して、ただ作業をこなすだけの毎日。

それは、毒です。

じわじわと、あなたの情熱を蝕んでいく毒。

しかも厄介なことに、この毒はゆっくり効くから、本人は気づかない。

ある日ふと、「なんで独立したんだっけ」と思う。

その瞬間には、もう手遅れに近い。

仕事への情熱が、すっかり消えてしまっている。

選択肢がないということは、自由がないということです。

自由がなければ、ご機嫌で仕事をすることは、絶対にできません。

選択肢を作るための2つの柱

では、どうすれば選択肢を持てるのか。

具体的には、2つの柱が必要です。

まず、複数のクライアントとの契約を維持すること。

一社に依存しない体制を、意識的に作る。

そしてもう一つ。

クライアントワークとは別に、自分の会社単体で完結する事業を持つこと。

自分の商品、自分のサービス、自分の収入源。

この2つが揃うと、何が変わるのか。

僕自身の変化をお話しします。

以前の僕は、クライアントからの連絡が来るたびに、少し身構えていました。

「また無理な要望が来るんじゃないか」

「今度は何を言われるんだろう」

スマホの通知を見るたびに、胃がキュッと縮む感覚。

今は、全く違います。

連絡が来ても、フラットな気持ちで対応できる。

なぜなら、仮にその契約がなくなっても、僕には他の選択肢があるから。

この余裕が、仕事の質を劇的に変えました。

余裕があるから、冷静に提案できる。

冷静だから、良いアウトプットが出せる。

良いアウトプットが出るから、クライアントとの関係も良くなる。

好循環が生まれるんです。

先日、あるクライアントとの打ち合わせで、こんなことがありました。

そのクライアントが進めようとしていた施策に、僕は正直に「それは今やるべきではない」と伝えました。

以前の僕なら、言えなかったかもしれません。

「せっかくの提案を否定したら、契約を切られるかもしれない」

そう怯えていたから。

でも今は、選択肢がある。

だから、忖度なしで、本当にクライアントのためになることだけを言える。

結果、そのクライアントからは「正直に言ってくれて助かった」と感謝されました。

選べる立場にいることが、相手にとっても最良の関係を生むんです。

誤解しないでください。

クライアントワークを否定しているわけではありません。

むしろ、選択肢があるからこそ、「この人を勝たせたい」と心から思えるクライアントに、全力で向き合えるんです。

選べる立場にいることが、結果的に仕事の質を上げるんです。

ご機嫌は、自分で作れる

ご機嫌で仕事をするとは、結局のところ、複数の選択肢を持ち、自分の意志で決断できること。

これに尽きます。

冒頭の質問に戻ります。

「アサヒナさんって、いつも楽しそうに仕事してますよね。秘訣とかあるんですか?」

僕がご機嫌でいられる理由は、才能でも、運でもありません。

「この人と仕事がしたい」と思える相手を、自分で選べる環境を作ったから。

ただ、それだけです。

そして、これは誰にでもできることなんです。

もしあなたが今、「この仕事しかない」という状況に追い込まれているなら。

まずは、選択肢を一つ増やすことから始めてみてください。

新しいクライアントを開拓する。

自分の商品やサービスを作る。

収入源を複数持つ。

どれか一つでも構いません。

半年後、誰かに「最近楽しそうに仕事してますよね」と言われた時。

「秘訣はあるよ」と、笑って答えられる自分がいるはずです。

では、今日はこの辺で。

ありがとうございました。

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