こんにちは、アサヒナです。
先日、あるクライアントからメッセージが届きました。
「アサヒナさん、Sora終わっちゃいましたね」
ChatGPTのSora、サービス終了。
このクライアントは、Soraのリリースをきっかけに動画マーケティングを強化しようとしていた方です。
「動画広告をAIで量産できるかもしれない」と目を輝かせていた。
有料プランにも登録して、使い方を勉強し始めていた。
あれから、たった数ヶ月。
その努力が、宙に浮いてしまった。
Soraとは、OpenAIがリリースした動画生成AIです。
テキストを入力するだけで、AIが動画を作ってくれる。
リリース当時の熱狂は、すさまじいものでした。
「動画生成AIの革命だ」
「映像制作の常識が変わる」
SNSもニュースも、Soraの話題一色。
あの熱狂が、こんなにあっけなく終わる。
正直に言います。
怖いな、と思いました。
でも同時に、改めて確信したことがあります。
今日は、その話をしたいと思います。
「革命」と呼ばれたものの末路
振り返ってみてください。
この数年、「革命」と呼ばれたサービスがいくつあったか。
音声SNSのClubhouseは、「音声の時代が来る」と騒がれました。
招待制で、入手困難な招待コードがフリマアプリで売買されるほどの熱狂。
今、あなたの周りでClubhouseを使っている人はいるでしょうか。
Threadsはどうか。
「Twitterキラー」と呼ばれ、リリース5日で1億ユーザーを突破した。
史上最速の記録です。
でも数週間後には、アクティブユーザーが激減しました。
AIの世界も同じです。
ChatGPTが圧倒的だったかと思えば、Claudeが台頭し、Geminiが追い上げる。
半年前の「最強ツール」が、今はもう選択肢の一つでしかない。
以前は違いました。
一つのサービスを覚えれば、数年は使えた。
でも今は、数ヶ月で状況がガラッと変わる。
川の流れのようなものです。
しかも、流れは加速し続けている。
立ち止まっている人は、気づかないうちに流されている。
それが、今の時代の怖さなんです。
「また新しいの出たの」が一番危ない
新しいサービスやツールが出てきた時。
「面倒だな」と感じるか。
それとも「面白そう」と感じるか。
この反応の違いが、これからの明暗を分けると僕は本気で思っています。
気持ちは、わかります。
僕だって、新しいツールが出るたびに「また覚えるのか」と思うことはあります。
でも、「面倒だ」で止まってしまった瞬間。
そこが、分岐点なんです。
「今のツールで十分だし」
「別に困ってないし」
「そのうち覚えればいいでしょ」
そんな言い訳は、いくらでも作れます。
でも、その「そのうち」は来ません。
次のサービスが出て、また「そのうち」と言い続けるだけです。
思い出してみてください。
スマホが出てきた時、「ガラケーで十分」と言っていた人。
SNSが台頭した時、「ホームページだけでいい」と言っていた人。
その人たちが、今どうなっているか。
変化を拒んだ人たちは、静かに市場から退場していきました。
厳しい言い方をします。
「今のままでいい」は、「ゆっくり退場します」と同じ意味なんです。
生き残るために必要な3つの力
この流れの中で、僕たちのようなひとり社長やフリーランスが生き残るために必要なもの。
僕は3つあると考えています。
見極める目。
学習力。
即試す行動力。
この3つです。
見極める目
新しいサービスは、毎週のように出てきます。
その全てに手を出すわけにはいきません。
時間もお金も限られている。
特に僕たちは、自分の時間がそのまま売上に直結します。
だからこそ、何に時間を使い、何を捨てるか。
この判断が重要なんです。
誤解しないでください。
新しいものを全て無視しろと言っているわけではありません。
「話題になっている」「みんなが使っている」「SNSで絶賛されている」。
これだけで飛びつくのが危険だということです。
Soraが、まさにその典型でした。
僕が新しいサービスを見る時に考えるのは3つ。
自分のビジネスの売上に直結するかどうか。
半年後も使っているイメージが湧くかどうか。
そして、学習コストに見合うかどうか。
当てはまらないものには、手を出しません。
話題性と実用性は、別物です。
学習力
「これは使える」と判断したものを、素早く自分のものにする力。
新しいツールが出た時に、サッとキャッチアップして自分のビジネスに取り入れる。
この力があるかないかで、同じひとり社長でも成果が全く変わってきます。
そして、この学習力の根っこにあるもの。
それは「新しいことを学ぶのが好きかどうか」です。
「また覚えないといけないのか」と感じる人と、「お、面白そうだな」と感じる人。
この違いは小さく見えて、実はとてつもなく大きい。
筋トレと同じです。
最初の1回は、誰だって重い。
でも、続けた人だけが強くなれる。
1年、2年と経つうちに、取り返しのつかない差になります。
即試す行動力
そして、これを忘れている人が実はかなり多い。
即試す行動力です。
見極めた。
学んだ。
でも、使っていない。
これでは意味がありません。
完璧に理解してから始めようとする人がいます。
気持ちは、わかります。
でも、それでは遅い。
完璧に理解した頃には、もう次のサービスが出てきています。
大事なのは、まず触ってみること。
触りながら覚える。
使いながら理解する。
7割の理解で動く人が、10割を待つ人に圧倒的に勝つ。
これが、今の時代のルールです。
この3つが揃った時に起きること
見極める目がなければ、間違ったものに時間を奪われる。
学習力がなければ、正しいものを選んでも使いこなせない。
行動力がなければ、学んだ知識が宝の持ち腐れになる。
見極める目だけでは、足りない。
学習力だけでも、足りない。
行動力だけでも、足りない。
見極める。
学ぶ。
即試す。
この3つが歯車のように噛み合った時、初めて変化が武器に変わります。
年齢は、関係ない
「でも、もう若くないし」
そう思った方もいるかもしれません。
断言します。
年齢は関係ありません。
僕自身、社会人になる前はパソコンが一切触れませんでした。
でも今は、パソコン1台で仕事をしています。
「他の人にできることなら、自分にもできるはずだ」
このマインドで学び続けてきた結果です。
30代でも40代でも50代でも、学ぶ意欲さえあれば、いくらでも変われます。
逆に、20代であっても、学ぶことを止めた瞬間に置いていかれる。
それが、この時代です。
変化は止まらない、だから僕たちも止まらない
Soraの終了は、一つのサービスが消えただけの話です。
でもこの出来事は、僕たちに大切なことを教えてくれています。
変化は止まらない。
むしろ、加速する。
その中で生き残るのは、見極める目を持ち、学び続け、即行動する人です。
冒頭のクライアントには、こう伝えました。
「Soraに投資した時間は、無駄じゃないですよ」と。
なぜなら、彼はその過程で動画AIの可能性と限界を体感した。
次に動画生成AIが出てきた時、彼は誰よりも速く「使えるか、使えないか」を判断できるはずです。
学んだこと、試したことは、絶対に無駄にならない。
もし「しばらく何も新しいことをしていないな」と感じたなら、今日から一つ、何でもいいので始めてみてください。
たとえそのサービスが半年後に消えたとしても、あなたの中に残った経験は消えません。
一緒に、この激流の中を泳いでいきましょう。
僕も、学び続けます。
では、今日はこの辺で。
ありがとうございました。
