こんにちは、アサヒナです。
つい最近、僕の友人がクライアントとのトラブルで泣きついてきました。
話を聞くと「言った、言わない」で揉めており、証拠が何もない状態だというのです。
彼は優秀なデザイナーであるにもかかわらず、ビジネスの基本を少しおろそかにしていたのかもしれません。
この話を聞いて、僕は改めてあることを確信しました。
それは、専門スキルだけでは自分の身を守れないという現実です。
ソロプレナーが身を守る2つの鉄則
ソロプレナーとして自分を守るために、絶対にやるべきことが2つあります。
それは「契約書を必ず結ぶこと」と「打ち合わせをすべて録画すること」です。
「え、そんな当たり前のこと?」と、あなたは思うかもしれません。
しかし、この基本的な準備を怠っている人が驚くほど多いのが現実です。
そして、準備を怠った人ほど、深刻なトラブルに巻き込まれています。
なぜ事前の準備が命なのか
この2つの準備がなぜ重要なのか、その理由はとても明確です。
私たちソロプレナーには、会社組織のような後ろ盾が存在しません。
トラブル対応を専門とする法務部も、判断を仰ぐ上司もいません。
すべてを自分一人で判断し、対処しなくてはならないのです。
だからこそ、事が起きる前の「準備」があなたの運命を左右します。
実際に起こりうるトラブル事例
例えば、フリーランスの現場ではこのようなトラブルが日常的に起こりえます。
契約範囲外の仕事を「これもお願いします」と、なし崩し的に押し付けられるケース。
「前回、こう言いましたよね?」と、言ってもいないことを事実かのように扱われるケース。
納品後になって「追加料金なんて聞いていない」と、正当な報酬の支払いを渋られるケース。
もちろん、すべてのクライアントがそうだというわけではありません。
世の中には素晴らしいクライアントがたくさんいることも事実です。
しかし、ごく一部に存在する困った人から自分を守るためには、やはり準備が必要不可欠なのです。
契約書がもたらす絶対的な安心感
まず、契約書を結ぶことはビジネスにおける最低限のマナーと言えるでしょう。
どこからどこまでが業務の範囲なのか、報酬はいくらで、いつまでに支払われるのか。
こうした重要事項をすべて明確に文章として残しておくことが大切です。
口約束は記憶が曖昧になりやすく、後々のトラブルの火種にしかなりません。
一度「言った、言わない」の水掛け論に発展してしまえば、解決は困難を極めます。
契約書という明確な証拠があれば、「ここに書いてありますよね?」の一言で、ほとんどのトラブルは未然に防げるのです。
録画がもたらす予想外のメリット
そしてもう一つ、打ち合わせの録画も極めて効果的です。
これを実践している人はまだ少ないですが、そのメリットは計り知れません。
最大のメリットは、もちろんトラブルの防止です。
「そんなことは言っていない」「聞いていない」といった不毛な言い争いがなくなります。
録画を見返せば、そこには客観的な事実が記録されているからです。
しかし、メリットはそれだけにとどまりません。
録画は、あなた自身のコミュニケーション能力を高めるための最高の教材にもなります。
「あの時、もっとこう言えばよかったな」と、自分の話し方や説明の仕方を客観的に振り返れるのです。
さらに、その録画データを「議事録代わりにどうぞ」とクライアントに共有すれば、喜ばれることさえあります。
結果的に仕事がスムーズに進み、クライアントとの信頼関係も深まるのです。
僕がトラブルに巻き込まれない理由
僕自身、この2つのルールを徹底して実践しています。
新規のクライアントとは必ず契約書を結び、すべての打ち合わせを録画します。
Zoomなら録画ボタンを押すだけですし、対面ならスマートフォンの録音機能で十分です。
打ち合わせの冒頭で「認識の齟齬を防ぐために録画させていただきますね」と一言添えるだけで、相手も良い意味での緊張感を持ってくれます。
この習慣のおかげで、僕はこれまで大きなトラブルに巻き込まれたことが一度もありません。
契約書と録画という2つのお守りが、常に僕を守ってくれているのです。
あなたの身を守れるのは、あなただけ
改めて結論を言います。
ソロプレナーは、自分の力で自分自身を守るしかありません。
そのために必要な武器が「契約書」と「打ち合わせの録画」なのです。
「面倒だ」「相手に失礼だと思われそう」と感じる気持ちも分かります。
しかし、よく考えてみてください。
そもそも、契約や録画を嫌がるような相手と、あなたは本当に仕事をしたいでしょうか。
むしろ、誠実なクライアントほど、お互いの認識を明確にすることを歓迎してくれます。
限られたリソースで活動する私たちソロプレナーだからこそ、健全なパートナーシップを築ける相手とだけ仕事をするべきです。
今日から、この2つの習慣をぜひ実践してください。
あなたの身を守れるのは、他の誰でもなく、あなた自身なのですから。
では、今日はこの辺で。
ありがとうございました。
