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構築代行に数百万円。資料請求が10件だったクライアントの話

こんにちは、アサヒナです。

先日、あるクライアントの数字を見返していました。

僕が関わる前、その方は構築代行に月20万円を払っていました。

期間を合わせると、投じた金額は数百万円。

そこから届いた資料請求は、10件前後でした。

月に直せば、1件あるかどうか。

毎月、管理画面を開いては、数字が動いていないことを確認する。

その方は当時、そんな日々を過ごしていたそうです。

今、同じ商品で、資料請求は月に150件から200件届いています。

商品は、まったく変えていません。

価格も、サービス内容も、そのままです。

今日は、この差がどこから生まれたのかという話をします。

目次

ファネルは、自分の手で作ってください

結論から言います。

マーケティングファネルの構築を、代行に丸投げしない。

これが、僕がひとり社長やフリーランスに伝えたいことです。

SNSを開けば、構築代行の広告が並んでいます。

「丸投げOK」

「全部こちらにお任せください」

「あなたは何もしなくていい」

魅力的な言葉です。

忙しければ忙しいほど、心が動きます。

でも、この言葉に飛びついた先で何が起きているかを、僕は何度も見てきました。

自分で作るべき理由は、大きく2つあります。

信頼できる代行会社に、そもそも出会えない

ひとつ目は、身も蓋もない現実です。

僕はマーケティングの仕事で、多くの構築代行会社を見てきました。

その中で、安心して任せられると感じたのは、全体の数パーセント程度です。

しかも、その数パーセントには案件が殺到しています。

新規の依頼を受けていないことが、ほとんど。

仮に枠が空いていても、金額はかなりの高額になります。

僕たちの予算では、現実的ではありません。

つまり、実際に選べるのは、残りの大多数の方だということです。

依頼する前から、勝率はかなり低い。

「ちゃんと探せば、いい会社は見つかるはずだ」

そう思いたくなる気持ちは、よくわかります。

でも、探す側に判断材料がないんです。

実績として並んでいる数字が、本当にその会社の力によるものなのか。

もともと売れていた商品を、引き継いだだけではないのか。

その見極めは、マーケティングの経験がないと難しい。

見極められる人なら、そもそも自分で作れてしまいます。

ここが、この問題のややこしいところです。

作る人が、あなたの商品をわかっていない

もうひとつは、依頼した先の理解度です。

相場である月20万円前後の会社には、共通する問題があります。

依頼主のサービスや商材を、深く理解していない。

そして、マーケティングの本質を理解していない。

冷静に考えてみてください。

ヒアリングは、長くても数時間です。

何年もかけて積み上げてきた商売を、その数時間で渡し切れるか。

お客さんが、どんな言葉で心を動かしたか。

どんな不安を抱えて、問い合わせてきたか。

契約を見送った人が、最後に何と言ったか。

そこまで手渡すのは、まず不可能です。

結果、もらった情報をテンプレートに流し込むことになります。

形は整うのに、刺さらない。

そういうページが出来上がります。

成果が出ないから、契約は続かない。

契約が続かないから、常に新規を探し続ける。

新規を追い続けるから、一件一件に深く入り込めない。

誰かに悪意があるという話ではありません。

構造として、そうなってしまっているんです。

最近は、値下げ競争まで始まりました。

どこまで安くできるか。

それが競争の軸になっている。

品質で選ばれない市場が、どこへ向かうか。

想像はつくと思います。

数百万円を払って、手元に残らなかったもの

冒頭のクライアントの話に戻ります。

数百万円を投じて、資料請求は10件前後。

ここで一番つらいのは、成果が出なかったことではありません。

手元に、何も残らなかったことです。

契約が終われば、ページは残ります。

でも、作り方はわからない。

なぜその構成にしたのか。

なぜその言葉を選んだのか。

どこを直せば数字が動くのか。

その理由は、誰も教えてくれません。

修正したくても、自分では触れない。

「なぜお願いしたんだろう」

その方は、そう言っていました。

ドブにお金を捨てたようなもの。

厳しい言い方ですが、実際そうなってしまっていました。

AIが、代行に頼む理由を消してしまった

前提が変わったことも、大きいと思っています。

少し前までは、代行にも明確な価値がありました。

ライティング、画像作成、LP制作。

手が回らない作業を埋めてくれる存在です。

僕自身、人に頼んでいた時期があります。

でも、今は違う。

AIが、その作業の大半をこなせるようになりました。

原稿のたたき台も、バナーも、構成案も、数分で形になる。

作業を埋めてもらうために月20万円を払う理由が、消えてしまったんです。

もちろん、AIは万能ではありません。

出てきたものの良し悪しを判断するのは、人間です。

作れることと、売れることは別の話でもあります。

だから、僕たちは学ぶことから逃げられない。

でもそれは、外の誰かに預ける理由にはならないんです。

誤解しないでください。代行そのものを否定してはいません

先ほど書いた数パーセントの会社は、本当にいい仕事をします。

依頼主のビジネスに深く入り込み、数字で応えてくれる。

出会えたなら、迷わずお願いすべきです。

十分な予算がある会社が、リソースを買うために使うのも合理的です。

僕が問題にしているのは、そこではありません。

限られた予算で戦う僕たちが、その数パーセントにたどり着ける確率です。

そこを直視しないまま「丸投げOK」に飛びつくと、数百万円が消えます。

僕のクライアントは、全員が自分で作っています

僕が実際にやっていることは、シンプルです。

クライアントには、自分でファネルを作ってもらいます。

もちろん、一人にはしません。

僕が隣にいて、一緒に組み立てます。

設計を決めて、書いて、出して、数字を見て、直す。

その繰り返しを、本人の手でやってもらう。

最初は、時間がかかります。

正直、代行に出した方が早いと感じる場面もあるはずです。

ですが、3ヶ月も経つと景色が変わります。

登録率が落ちた時に、どこを疑えばいいかがわかる。

広告の反応が鈍った時に、直すべき箇所に手が届く。

僕に確認しなくても、判断できることが増えていきます。

なぜそこまでするのか。

あなたの商品を本当に理解しているのは、あなただけだからです。

誰に喜ばれてきたか。

どの言葉で、相手の表情が変わったか。

契約の決め手は、何だったか。

それは、ヒアリングシートでは渡せません。

そして、月20万円を代行に払うくらいなら、その分を広告費に回す。

より多くのリストを取り、商品を売る。

こちらの方が、確実に売上は伸びます。

丸投げの反対は、独学ではありません

ここで、勘違いしてほしくないことがあります。

自分で作れというのは、一人でやれという意味ではありません。

ゼロから独学で組み立てるのは、正直かなり難しい。

丸投げも、独学も、どちらも遠回りになります。

僕が勧めるのは、その中間です。

マーケティングのプロと一緒に、自分の手で作り込む。

その過程で、作り方そのものを自分の中に残していく。

一度身につけてしまえば、二度目からは自分で回せます。

商品が増えても、市場が変わっても、応用が効く。

代行に払ったお金は、契約が切れたら何も残しません。

自分で作った経験は、ずっと手元に残ります。

その差は、時間が経つほど開いていきます。

1年目は、外に出した人の方が速く見えるかもしれません。

でも3年目には、逆転しています。

片方は、毎年20万円を払い続けても、まだ人任せのまま。

もう片方は、思いついた企画を、その週のうちに形にできる。

同じ時間を過ごして、立っている場所がまるで違ってくるんです。

商品はあるのに、思うように売れていない。

そもそも資料請求が来ない。

リストが取れていない。

ひとつでも当てはまるなら、今日、確かめてほしいことがあります。

あなたのファネルを作っているのは、誰か。

その答えが「自分ではない」なら、そこが出発点です。

今日から、少しずつでいいので、自分の手を入れてみてください。

では、今日はこの辺で。

ありがとうございました。

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