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その働き方、10年後も続けられますか。ひとり社長がハードワークをやめるべき理由

こんにちは、アサヒナです。

つい先日、あるクライアントから連絡がありました。

「すみません、体調を崩してしまって、今月のミーティングをリスケさせてください」

聞けば、ここ数ヶ月、睡眠時間を削ってYouTubeとSNSの更新を続けていたそうです。

毎日の睡眠は3時間。

身体がついに悲鳴を上げた。

この話を聞いて、僕は改めてあることを確信しました。

今日は、その話をします。

目次

ひとり社長がハードワークを前提にしてはいけない理由

結論から言います。

僕たちひとり社長やフリーランスは、ハードワークを前提にした働き方をしてはいけません。

ここで言う「前提」とは、ハードワークしなければ事業が回らない状態を、常態化させること。

短期的に全力で走る時期があってもいい。

締め切り前に追い込む夜があってもいい。

でも、それが毎日のデフォルトになったら、もう終わりの始まりです。

なぜか。

僕たちには、代わりがいないからです。

会社員なら、自分が倒れても組織がカバーしてくれる。

でもひとり社長には、バックアップが存在しない。

自分が止まった瞬間、すべてが止まる。

その立場の人間が、体を壊すリスクを前提にした働き方をする。

これは、戦略的に見て最大の愚策です。

「頑張っている」と「壊れかけている」の境界線

厄介なのは、本人がその境界線に気づけないこと。

ハードワークの最中は、アドレナリンが出ています。

「まだいける」「もう少しだけ」

そう自分に言い聞かせながら走り続ける。

でも、身体も心も有限です。

気づいた時には、もう限界を超えている。

SNSで見かけたことがあるはずです。

「精神的にきつくなってしまい、しばらく発信を休みます」

あれは、突然起きたわけではありません。

何ヶ月も、場合によっては何年もかけて蓄積されたダメージが、ある日一気に表面化した結果なんです。

僕自身が、壊れかけた時の話

実は、僕自身にも覚えがあります。

独立して最初の1年。

集客も、セールスも、納品も、経理も、全部自分でやっていました。

朝6時に起きて、深夜2時まで作業する日が続いた。

「今だけだ」「軌道に乗れば楽になる」

そう言い聞かせていました。

でも、楽になる日は来なかった。

仕事が増えれば、やることも増える。

ある朝、ベッドから起き上がれなくなりました。

身体が重い、というレベルではなかった。

頭が回らない。

文字が読めない。

パソコンの画面を見ると、吐き気がする。

病院に行ったら、「完全な過労です」と言われました。

1週間、何もできなかった。

ひとり社長にとって、「1週間何もできない」がどれだけ致命的か。

あの時、僕は身をもって学んだんです。

生涯現役の時代に、全力疾走は自殺行為

このブログでも繰り返しお伝えしていますが、僕たちは生涯現役で働くことが求められる世代です。

60歳で引退して悠々自適の老後。

そんな時代は、もう過去のものです。

70代、80代になっても、何かしらの形で収入を得続ける必要がある。

その前提で考えた時、40代で燃え尽きるような働き方に合理性はあるでしょうか。

マラソンの序盤で全力ダッシュする選手はいません。

42.195kmを完走するために、ペース配分を考える。

僕たちの仕事人生も同じです。

30年、40年と走り続けるために、今の走り方を見直す必要があるんです。

SNS集客という「自分が止まれない仕組み」

では、なぜ多くのひとり社長がハードワークの罠にはまるのか。

原因のひとつが、SNS集客です。

僕がSNS集客を推奨しない理由は、まさにここにあります。

SNS集客は、自分が動き続けないと止まる仕組みです。

毎日の投稿、コメント返し、トレンドのリサーチ。

YouTubeなら、撮影、編集、サムネイル作成まで加わる。

これを全部一人でやるとどうなるか。

睡眠時間を削る。

家族との時間を犠牲にする。

気づけば、生活のすべてがSNSに飲み込まれている。

「外注すればいいじゃないか」

そう思うかもしれません。

たしかに、一部は外注できます。

でも、外注にはマネジメントが必要です。

方向性の指示、クオリティのチェック、修正の依頼。

結局、自分の手が完全に離れることはない。

広告は「自分が止まっても回る仕組み」

一方で、広告はどうか。

あなたが寝ている間も。

家族と食事をしている間も。

旅行に出かけている間も。

広告は、あなたの代わりに集客を続けてくれます。

ひとり社長にとって最も貴重なリソースは、時間と体力です。

その両方を最も消費するのがSNS集客であり、最も節約できるのが広告です。

「広告にはお金がかかる」

その通りです。

でも、SNSに費やす時間にも、見えないコストがかかっている。

睡眠を削った結果の生産性低下。

家族との関係の悪化。

精神的な消耗。

これらのコストを計算に入れたら、広告の方がはるかに安いかもしれません。

「まだ大丈夫」が、一番危ない

ここまで読んで、こう思っていませんか。

「言いたいことはわかる。でも、自分はまだ大丈夫」

「体力には自信がある」

「今は踏ん張りどきだから、もう少しだけ」

気持ちはわかります。

でも、はっきり言います。

「まだ大丈夫」と思っているうちが、一番危ないんです。

限界は、自分では見えません。

見えた時には、もう超えています。

冒頭のクライアントも、1ヶ月前まで「自分はまだ大丈夫」と言っていました。

そして、突然倒れた。

僕自身も、あの朝ベッドから起き上がれなくなるまで、「まだいける」と思っていました。

これは特別な話ではなく、無理を続けた人に共通するパターンなんです。

緩く、長く働ける仕組みを選ぶ

改めて問いかけます。

あなたは今、無理をしていませんか。

その働き方は、10年後も続けられますか。

20年後も。

30年後も。

もし答えが「いいえ」なら、今が見直すタイミングです。

無理をするのではなく、無理をしなくていい仕組みを作る。

自分が止まっても回り続ける仕組みを、少しずつでいいから整えていく。

それが、生涯現役の時代を生き抜く唯一の方法です。

今日から、あなたの働き方を棚卸ししてみてください。

「本当に自分がやらなければいけないことは、どれだけあるか」

その問いから始めるだけで、見え方が変わるはずです。

では、今日はこの辺で。

ありがとうございました。

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