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映画『もしも昨日が選べたら』に号泣した僕が、働き方を見直した理由

こんにちは、アサヒナです。

先日、久しぶりに映画を観ました。

『もしも昨日が選べたら』という作品です。

2006年の映画なので、ご存じない方も多いかもしれません。

でも、観終わった後、しばらく動けなかった。

自分自身の生き方を、正面から突きつけられた気がしたんです。

今日は、そんな話をしたいと思います。

目次

人生を早送りできるリモコン

主人公のマイケルは建築士。

妻と二人の子どもを愛しながらも、仕事に追われる日々を送っていました。

昇進のために働き続け、家族との約束を守れない。

次第に、孤立していく。

ある日、マイケルは不思議な老人から「人生を操作できる万能リモコン」を手に入れます。

時間を早送りしたり、巻き戻したりできる。

魔法のようなリモコンでした。

彼はさっそく、不快な瞬間をスキップし始めます。

妻との口論を飛ばし、退屈な会議を早送りし、病気の時期さえ一瞬で通り過ぎる。

快適でした。

しかし、リモコンは彼の選択を学習していきます。

自動的に「不要な時間」を飛ばすようになっていく。

気づけば数年、数十年が一瞬で過ぎ去っていた。

子どもたちは成長し、妻は彼のもとを去っていました。

息子の初めての野球の試合。いなかった。

娘のピアノの発表会。見ていなかった。

妻が悲しんでいた夜。気づかなかった。

すべて、仕事のために飛ばしてしまったんです。

取り返しのつかない「愛しているよ」

年老いたマイケルが最も後悔したのは、父親との最後の時間でした。

時間を巻き戻すと、かつてのオフィスに父親の姿がありました。

父親はマイケルと孫を週末の外出に誘い、コイン手品を見せようとしていた。

何度も、息子と繋がろうとしていたんです。

しかし過去のマイケルは、仕事に追われて父親の誘いを冷たく断ります。

手品の種まで明かし、父親を落胆させてしまう。

去り際、父親は絞り出すように言いました。

「愛しているよ」

マイケルは視線も合わせず、投げやりに「僕もだよ」とだけ返した。

それが、最後の会話になりました。

もう父親はこの世にいない。

取り返しがつかないんです。

その光景を見て、未来のマイケルは慟哭する。

地位も名誉も手に入れたのに、隣には誰もいない。

孤独な老人として病院に横たわっていた。

最終的に彼は目を覚まし、やり直すチャンスを得ます。

泣きながら家に走って帰り、妻と子どもたちを力強く抱きしめた。

リモコンは、迷わずゴミ箱へ。

まだ間に合った。

でも、それは映画の話です。

僕たちの日常に、リモコンはないけれど

「映画の話でしょ」

「自分には関係ないよ」

そう思いたくなる気持ちは、わかります。

でも、僕たちは毎日、見えないリモコンを押しているんです。

日曜日の朝、家族が「一緒にどこか行こう」と言ってくる。

でも、メールの返信がたまっている。

「午後にしよう」と答える。

午後になると、別の仕事が入っている。

「来週にしよう」と言い直す。

その「来週」を、何回繰り返しただろう。

「今日は仕事が忙しいから、家族との食事は明日にしよう」

「この案件が片付いたら、ちゃんと休もう」

「来月になったら、旅行に連れて行こう」

その「明日」や「来月」は、本当に来ているでしょうか。

先延ばしにした時間は、二度と戻ってこない。

リモコンがなくても、僕たちは無意識に大切な時間を早送りしてしまっている。

そして僕たちには、マイケルのように目を覚ますチャンスはありません。

先輩経営者たちの後悔

僕の周りには、先輩経営者や先輩起業家がたくさんいます。

彼らと話をしていると、ある共通の後悔をよく耳にするんです。

「もっと家族との時間を大切にすればよかった」

「もっと自分の時間を持てばよかった」

こういった声は、本当によく聞きます。

ある先輩経営者は、こう言っていました。

「事業を売却して、やっと時間ができた。でも家に帰ったら、誰も俺を必要としていなかった。家族はとっくに、俺抜きの日常を作り上げていたんだ」

仕事で得たものは大きかった。

でも、失ったものはもっと大きかった。

そう、静かに語っていたんです。

一方で、こう言う人には会ったことがありません。

「もっと仕事をすればよかった」

一度も、聞いたことがない。

すごく象徴的な事実だと思います。

仕事は大切、でもそれだけでは虚しい

誤解しないでください。

仕事が重要であることは、間違いありません。

僕自身、仕事は嫌いじゃない。

むしろ好きだと思います。

でも、仕事だけの人生は虚しい。

これは、僕が父親の働き方を見て感じたことでもあります。

父は、仕事一筋の人でした。

家族のために働いてくれていた。

それはわかっています。

でも、家族との時間はほとんどなかった。

映画を観ながら、僕は父のことを思い出していました。

マイケルの父親と、自分の父親が重なったんです。

そして、自分自身のことも。

胸が締め付けられました。

「こういう働き方はしたくない」

家族との時間を大切にしたい。

自分の時間も持ちたい。

それが、僕が起業を志した大きな理由のひとつです。

ひとり社長だからこそ、選べる

僕たちひとり社長やフリーランスには、大きな強みがあります。

働き方を、自分で選べること。

会社員であれば、上司や同僚、部下がいます。

組織を率いる経営者であれば、社員の生活を背負っている。

簡単には、理想通りの働き方を選べません。

でも、ソロで働く僕たちは違う。

自分ひとりで完結するからこそ、ビジネスの設計次第で変えられるんです。

売上をしっかり作りながら、家族との時間も自分の時間も大切にできる。

これは大きな強みであり、特権です。

偉そうなことを言っていますが、僕も完璧ではありません。

締め切りに追われて、家族との食事を後回しにしたこともあります。

仕事のことが頭から離れず、家族といても上の空だった夜もある。

でも、そのたびに映画のマイケルを思い出すんです。

「今、見えないリモコンを押していないか」と。

大切なのは、完璧にやることではありません。

気づくこと。

そして、気づいたら戻ること。

その繰り返しが、少しずつ日常を変えていきます。

僕自身、まだ道の途中です。

でも、意識し始めてから、確実に変わりました。

ビジネスの仕組みを整えれば、売上を落とさずにそれができる。

その選択肢があることが、ソロで働く僕たちの最大の強みなんです。

だから、あなたにも必ずできます。

失う前に、気づいてほしい

映画の主人公マイケルは、すべてを失ってから気づきました。

先輩経営者たちも、振り返ってから後悔しています。

でも、僕たちはまだ間に合います。

もし、あなたが今、仕事ばかりになっているなら。

一度、立ち止まって考えてみてください。

『もしも昨日が選べたら』。

笑いあり、涙ありで、大切なことを思い出させてくれる映画です。

Netflixで観ることができるので、週末にでも、ぜひ。

家族と一緒に観るのも、いいかもしれません。

一緒に、仕事だけではない豊かな人生を作っていきましょう。

僕も、日々意識し続けます。

では、今日はこの辺で。

ありがとうございました。

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