こんにちは、アサヒナです。
これまで15年ほど、会社を経営してきました。
その中で、何に投資してきてよかったか。
そう聞かれたら、僕はかなり迷わず答えます。
読書です。
高額な講座でもなく、最新ツールでもなく、まずは本。
今日は、なぜ読書が最強の自己投資なのか。
その理由をお話しします。
経営をしていると、投資の種類はたくさんあります。
広告費。
人件費。
設備投資。
ツール代。
講座やコンサルへの投資。
どれも必要な場面があります。
でも、その中で最も長く効き続けたものは、読書でした。
一度身についた考え方は、仕事が変わっても残ります。
時代が変わっても、判断の土台として使えるんです。
読書ほど費用対効果の高い投資はない
結論から言います。
読書ほど、費用対効果の高い自己投資はありません。
ビジネス書は、高くても1冊3,000円ほどです。
でも、その1冊が一生ものの考え方をくれることがあります。
スキル。
視点。
判断軸。
商品づくりの考え方。
お客様との向き合い方。
こういうものが、1冊の本から手に入ることがあるんです。
数千円で、著者の何年分もの経験を買える。
これほど割のいい投資は、なかなかありません。
僕のマーケティングの土台は、本で作られた
僕はマーケティングを専門にしています。
クライアントの売上を伸ばすこと。
商品やサービスの魅力を整理すること。
売れる仕組みを作ること。
こうした仕事を長く続けてきました。
その土台の多くは、本から学んだものです。
これまで書籍や教材に使ってきた金額は、累計で1,000万円を超えています。
もちろん、最初からそんな金額を使ったわけではありません。
1冊ずつ。
教材を1つずつ。
必要だと思ったものを積み重ねてきました。
その結果、何十倍ものリターンになって返ってきた。
これは、実感として強くあります。
たった1冊が、武器になる
中でも大きかったのが、ジェイ・エイブラハムの『ハイパーマーケティング』です。
僕はこの本を、何度も読みました。
擦り切れるほど読んだ、という表現がかなり近いです。
この本から学んだことは、僕自身のマーケティングの土台になりました。
売上をどう見るか。
顧客との関係をどう考えるか。
ビジネスをどう伸ばすか。
その考え方が、今の仕事にも生きています。
そして、それは僕だけの話ではありません。
クライアントの成果にもつながりました。
つまり、1冊の本が僕の仕事を変え、クライアントの事業にも影響したということです。
本当に、たった1冊です。
読まない人が増えている現実
一方で、本を読む人は減っています。
文化庁の令和5年度調査では、1ヶ月に1冊も本を読まない人が62.6%でした。
読書量が減った理由のトップは「スマホで時間が取られるから」。
43.6%です。
この数字を見て、僕は大きなチャンスだと感じました。
もちろん、読書離れそのものは残念です。
でも、ビジネスを仕掛ける側に立つなら、これは差をつける機会でもあります。
多くの人がスマホで短い情報を消費している。
その間に、本から深い知識を取りに行く。
この差は、じわじわ広がります。
誤解しないでください。
スマホが悪いと言いたいわけではありません。
むしろ、情報収集の入口としては便利です。
ただ、入口だけで終わると危ない。
入口から入って、奥まで考える時間が必要なんです。
本は、その時間を強制的に作ってくれます。
ページをめくりながら、ひとつのテーマに向き合う。
途中で引っかかる。
自分の経験と照らし合わせる。
この「考える余白」が、ビジネスでは大きな差になります。
AI時代ほど、知識が必要になる
最近は、AIがあるから勉強しなくていいと思う人もいるかもしれません。
でも、僕は逆だと思っています。
AIがあるからこそ、知識が必要です。
なぜなら、AIの答えが良いか悪いかを判断するのは人間だからです。
マーケティングの知識がなければ、AIが出した施策の良し悪しはわかりません。
コピーライティングの知識がなければ、AIが書いた文章を直せない。
事業の構造を理解していなければ、AIの提案を実務に落とせません。
AIは強力です。
でも、元になる判断軸がない人にとっては、ただの便利な道具で終わってしまう。
読書は、情報収集ではありません。
本当に大事なのは、判断軸を作ることです。
何を優先すべきか。
どこにお金を使うべきか。
どの施策を選ぶべきか。
どの言葉ならお客様に届くのか。
こういう判断は、薄い情報だけではできません。
本で学んだ概念が、仕事を見る物差しになります。
AIの出力を見るときも同じです。
物差しがある人だけが、AIを本当の意味で使いこなせます。
本で学んできた人は、AIの出力を見て判断できます。
修正できます。
さらに上に引き上げられる。
強い人が、より強くなる時代。
だからこそ、読書の価値はむしろ上がっています。
本は土台であり、実践して初めて武器になる
ただし、本を読めば自動的に成果が出るわけではありません。
ここは、誤解しない方がいいです。
本は答えではありません。
仮説をくれるものです。
読んだことを、自分の仕事で試す。
うまくいったことを残す。
うまくいかなかったことを修正する。
この実践と検証があって、はじめて知識は血肉になります。
読むだけで終わらせない。
ここまでやって、読書は投資になるんです。
良書との出会い方にも、コツがある
読書を続けるうえで大事なのは、良い本に出会う確率を上げることです。
何でも手当たり次第に読むのも、悪くはありません。
でも、仕事をしながら読むなら、ある程度は選び方も大事になります。
僕がよくやるのは、結果を出している人に聞くことです。
「最近、どんな本を読みましたか?」
この質問は、かなり使えます。
その人が何を考えているのか。
何に影響を受けているのか。
どんな視点を持っているのか。
本の話には、その人の思考が出ます。
しかも、成果を出している人が薦める本は、すでに一度選別されています。
良書に出会う近道として、かなり有効です。
外れを恐れず、読み続ける
本を読んでいると、合わない本にも出会います。
期待していたほどではない本。
今の自分には刺さらない本。
途中で読むのが苦しくなる本。
そういう本もあります。
でも、それで読書をやめるのはもったいない。
10冊に1冊でいいんです。
『ハイパーマーケティング』のような本に出会えれば、十分にお釣りがきます。
数千円の外れを恐れて、人生を変える1冊を逃す。
これは、本当にもったいない。
ひとり社長やフリーランスは、誰かが勝手に教育してくれるわけではありません。
自分で学ぶしかない。
自分で判断軸を作るしかない。
そのために、本を読む。
今日から、1冊でいいので手に取ってみてください。
では、今日はこの辺で。
ありがとうございました。
